研究課題
若手研究(B)
超音波内視鏡下穿刺吸引法にて得られた、膵腫瘍組織からゲノムDNA、およびRNA、マイクロRNAを抽出し、保存を行う。初めに、当施設に常備してある次世代シーケンサーを用い、膵腫瘍の遺伝子情報解析が十分に可能であることが示された(Kubota Y, Kawakubo K, et al. J Gastroenterol 2014 in press)。
4: 遅れている
超音波内視鏡下穿刺吸引法により得られた、膵腫瘍組織からの膵癌幹細胞の分離、培養が難しい。
膵癌細胞株を用い、膵癌幹細胞の分離、培養を行い、(1)マイクロアレイおよび次世代シーケンサーを用いて膵癌幹細胞における遺伝子プロファイルを網羅的に解析する。(2)マイクロアレイおよび次世代シーケンサーを用いて膵癌幹細胞におけるマイクロRNAプロファイルを網羅的に解析する。(3) マイクロアレイおよび次世代シーケンサーを用いて膵癌幹細胞におけるDNAメチル化およびヒストンメチル化を網羅的に解析する。