研究課題
ELISAにてCagA抗体価を測定し、その中から4種類の血清を選別した(A: ピロリ菌抗体陰性、CagA抗体陰性、B: ピロリ菌抗体陽性、CagA抗体陽性(高力価)、C: ピロリ菌抗体陽性、CagA抗体陽性(低力価)、D: ピロリ菌抗体陽性、CagA抗体陰性)。次にスティックタイプのイムノクロマトキットを作製した。固相化抗原CagAと金コロイド標識抗ヒトIgG抗体の組み合わせで、抗CagA抗体検出用イムノクロマトキットの構築は可能となった。結果、A: 陰性血清による非特異反応は見られなかった。BおよびC検体では強い陽性反応を認めたが、バンドには差は認めなかった。バンドの強さはB、C検体よりは弱かったが、D検体でも陽性反応を認めた。次に非特異的バンドを抑制するため、非特異吸収剤の効果を検討した。その結果C検体ではバンドのやや薄くなったが、その他の検体ではバンドの強さは変化を認めなかった。今後、プラスミドベクター由来の蛋白の影響、弱陽性反応を示しているヒト正常血清についてのCagA抗体の有無について、検討が必要である。
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