新しい胃癌縮小手術の確立を目的とし、まず生体ブタを用いて非穿孔式内視鏡的胃壁内反切除術(Nonexposed endoscopic wall-inversion surgery:NEWS)とセンチネルリンパ節ナビゲーション手術(Sentinel node navigation surgery:SNNS)に関する慢性実験を行い、その実行可能性と安全性について明らかにした。その上で、内視鏡治療適応外と診断された早期胃癌症例に対するNEWS+SNNSの実行可能性に関する探索的臨床研究を開始した。さらに、既存の手術検体を解析しNEWSにおける適切な切除マージンの目安を設定した。各結果を英語論文化した。
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