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2014 年度 研究成果報告書

糖尿病腎症の進展過程におけるROCK2の意義

研究課題

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研究課題/領域番号 25860691
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腎臓内科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

的場 圭一郎  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (20459647)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード糖尿病腎症 / Rho-kinase / ROCK2 / 糸球体上皮細胞 / Notch
研究成果の概要

本研究では、糖尿病腎症で観察されるNotchシグナルを介した糸球体上皮細胞の細胞死とRho-kinase(ROCK)の関連性を検討した。糸球体上皮細胞培養株と2型糖尿病モデルマウスを用いた実験から、ROCKの作用を薬剤やsiRNAを用いて抑制することによって、Notchシグナルの過剰な活性化や糸球体細胞死、尿中への脱落を抑制できることが明らかになった。また、この作用にはROCKアイソフォームのうちROCK2が主に関与していた。ROCK阻害薬は既に心血管領域で臨床応用が進められているが、腎症に対してはROCK2選択薬な阻害薬がより有効である可能性がある。

自由記述の分野

糖尿病学

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公開日: 2016-06-03  

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