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2015 年度 研究成果報告書

球脊髄性筋萎縮症患者由来iPS細胞の樹立とポリグルタミン病の病態研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25860722
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 神経内科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

二瓶 義廣  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (60468501)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードポリグルタミン病 / 球脊髄性筋萎縮症 / 神経変性疾患 / 運動ニューロン疾患 / アンドロゲン受容体 / 17-AAG / iPS細胞
研究成果の概要

ポリグルタミン病の一つである球脊髄性筋萎縮症(SBMA)患者由来iPS細胞の樹立と運動ニューロンへの分化誘導に成功した。分化誘導された神経細胞が、テストステロンによる凝集アンドロゲン受容体(AR)の増加を有意に強く引き起こすことを確認した。更に、治療薬の候補である17-AAGがARの代謝を促すことも確認できた。これらの結果は、疾患特異的iPS細胞が病態・創薬研究の新たなツールとなり得ることを示すものと考えられた。我々は更にその他のポリグルタミン病(マシャドジョゼフ病、DRPLA)や神経変性疾患患者由来iPS細胞を樹立している。これらを用いて今後ポリグルタミン病の病態研究を展開していく。

自由記述の分野

神経変性疾患

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公開日: 2017-05-10  

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