本研究では身体動作による情動認知について、その認知神経基盤を探ることが目的であった。身体動作の認知成績がどのような要因によって左右される家について、情動認知課題と身体動作課題の2種から検討した。情動認知については、パーキンソン病を対象として国際情動刺激を用いてデータを採取し、脳画像との関連を調べた。表情認知、意思決定課題などにおける結果について公表した。身体動作課題については、モーションキャプチャソフトを用いて線と点のみで構成された刺激を作成し、基本的な情動に関する刺激を作成した。また、健常者を対象として基本的な成績データを得、パーキンソン病でもデータを採取した。
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