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2014 年度 研究成果報告書

Cdkal1一塩基多型による2型糖尿病発症分子機構の解明及び治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25860753
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 代謝学
研究機関熊本大学

研究代表者

魏 范研  熊本大学, 生命科学研究部, 助教 (90555773)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード糖尿病 / tRNA / 修飾
研究成果の概要

CDKAL1遺伝子の一塩基多型変異(SNPs)は2型糖尿病発症と相関する。本研究は、糖尿病リスク型のヒトにおいてCDKAL1のスプライシングバリアントであるCDKAL1-v1の発現量が顕著に低下することを見出した。CDKAL1-v1はタンパクに翻訳されない非コードRNAであり、全長型CDKAL1と共通してmiR494と結合する。CDKAL1-v1が低下しているリスク型のヒトにおいて、miR494によるCDKAL1-v1の抑制がはずれ、miR494によるCDKAL1の抑制が亢進していた。その結果、CDKAL1の活性並びにインスリン分泌が低下し、2型糖尿病が誘発されることが明らかになった。

自由記述の分野

生理学

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公開日: 2016-06-03  

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