研究課題/領域番号 |
25860765
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研究種目 |
若手研究(B)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
藤井 寿人 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50537347)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | C型ナトリウム利尿ペプチド / 骨代謝 / 成長板軟骨 |
研究概要 |
アメリカ合衆国のジャクソン社からSEDC疾患モデルマウスを輸入した。輸入後、京都大学動物実験施設でSPF化措置を行い、繁殖を開始した。ジェノタイピングを行い、現在、C型ナトリウム利尿ペプチドの血中濃度が上昇したCNP投与モデルであるSAP-CNP-Tgマウスと交配させ、SEDCの低身長症に与えるCNPの効果を検証する準備を行っている。具体的には、SEDC疾患モデルマウスとSAP-CNP-Tgマウスを交配させ、SEDC/SAP-CNP-Tgマウスの作製を目指している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
アメリカ合衆国のジャクソン社から輸入したSEDC疾患モデルマウスの到着が平成25年10月18日に計画より遅れて到着したことによる。その後、京都大学動物実験施設においてSPF化作業を行い、平成25年12月下旬より実質的な研究開始となったため。
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今後の研究の推進方策 |
SEDC疾患モデルマウスとC型ナトリウム利尿ペプチドの血中濃度が上昇したCNP投与モデルであるSAP-CNP-Tgマウスと交配させ、SEDC/SAP-CNP-Tgマウスを作製してSEDCの低身長症に与えるCNPの効果を吻臀長の計測、軟X線写真を用いた骨格計測などを通して検討していく。
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次年度の研究費の使用計画 |
アメリカ合衆国から輸入したSEDC疾患モデルマウスの到着が予定より遅れたことにより、計画の進捗が遅れている。よって、研究が遅れていることから、研究費の執行も遅れているため。 今後、SEDC疾患モデルマウスとC型ナトリウム利尿ペプチドの血中濃度が上昇したCNP投与モデルであるSAP-CNP-Tgマウスと交配させ、SEDC/SAP-CNP-Tgマウスを作製してSEDCの低身長症に与えるCNPの効果を吻臀長の計測、軟X線写真を用いた骨格計測などを通して検討していく。動物の飼育費、レントゲンフィルム費、病理組織による成長板軟骨の解析費用(免疫染色に用いる抗体など)、ジェノタイピングに必要なDNAシークエンス費用等に使用していく予定である。
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