低身長症を呈するSpondyloepiphseal Dysplasia Congenita(SEDC、先天性脊椎・骨端異形成症)は常染色体優性遺伝であり、その原因遺伝子座は2型コラーゲンである。このSEDCの低身長症に対しては現在有効な治療法はない。そこで、SEDCモデルマウス(JAX mice ID:003916)をアメリカ合衆国のJackson Laboratory社から購入して、CNPトランスジェニックマウスとの交配実験を計画した。今後も引き続き研究を継続して、SEDCの低身長に対するCNPの効果を明らかにしていく予定である。
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