研究課題/領域番号 |
25860792
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
杉谷 未央 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (60648749)
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研究分担者 |
谷脇 雅史 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 教授 (80163640)
黒田 純也 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 講師 (70433258)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 慢性骨髄性白血病 / Galectin-3 / 骨髄腫瘍環境由来治療抵抗性 / オートクライン・パラクライン / 幹細胞能 |
研究成果の概要 |
慢性骨髄性白血病(CML)の完治はBcr-Abl融合チロシンキナーゼ阻害剤(TKIs)のみでは困難であり、その一因に骨髄腫瘍環境由来治療抵抗性がある。我々はGalectin-3(Gal-3)がCMLにおける骨髄腫瘍環境由来治療抵抗性に重要な分子であることを突き止め、更に①Gal-3過剰発現CML細胞培養上清ではがん細胞の増殖を抑制するSERPINA1が特異的に消失すること、②PP2A活性化剤FTY720はGal-3誘導性TKI抵抗性を克服しうること、③Gal-3過剰発現CML細胞株ではがん幹細胞や薬剤抵抗性のマーカーであるALDH1の発現が亢進することを明らかにした。
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自由記述の分野 |
慢性骨髄性白血病の骨髄腫瘍環境由来治療抵抗性
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