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2014 年度 研究成果報告書

網羅的オミックス解析を用いた高安動脈炎の病態解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25860809
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 膠原病・アレルギー内科学
研究機関京都大学

研究代表者

寺尾 知可史  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60610459)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード自己免疫性疾患 / 高安動脈炎 / 全ゲノム関連解析
研究成果の概要

400例超の高安動脈炎患者DNA検体及びデータを集積し、新規感受性HLA-Bアレルを同定し、全ゲノム関連解析にてIL12p40をコードするIL12Bを含む新規感受性領域を2つ同定した。IL12Bは高いオッズ比を示し、合併症およびその重症度と関連、既報のHLA-B*52:01と相互作用を示し、病態の中心的役割を果たしているものと思われた。また、炎症性腸疾患の一つである潰瘍性大腸炎の合併が6.4%に及ぶこと、遺伝学的手法により両疾患に共通の分子基盤が関わっていることを示した。さらに、炎症性腸疾患に用いられているIL12p40を標的としたウステキヌマブが有効であることを臨床試験によって示した。

自由記述の分野

免疫ゲノム医学

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公開日: 2016-06-03  

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