研究概要 |
Fli-+/-MRL/lprを用いた研究に関しては、現時点ではサウスカロライナ医科大学より輸入し自家繁殖を行っている段階である。形質細胞様樹状細胞の検出に関しては各種文献を参考に確立を目指している。 ヒト末梢血を用いた研究では、ヒト末梢血より単核球を分離し、RNAを抽出しcDNAを作成し、これを、realtime PCRを使用して、Fli-1, Ets-1, 1型インターフェロン産生におけるkey moleculeとなりうる、IRF5、IRF7、IFIH1, TYK2など、その他、本研究者が以前に研究を行っていたIRF4の発現を計測する方法を確立した。また、末梢血単核球を用い、Lin-, HLA-DR+, CD45+, CD123+, CD11C+の細胞を形質細胞様樹状細胞として測定する方法を確立した。
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