非アトピー型気道炎症誘導機構の解明

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 25860822
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 膠原病・アレルギー内科学
• 研究機関: 独立行政法人国立成育医療研究センター
• 研究代表者: 森田 英明 独立行政法人国立成育医療研究センター, 免疫アレルギー・感染研究部, 研究員 (90365320)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 気道炎症 / IL-33 / マスト細胞 / 制御性T細胞 / 自然免疫リンパ球 / プロテアーゼ

研究成果の概要

複数のアレルギー疾患で主要抗原として知られるダニのプロテアーゼと類似性の高いプロテアーゼが、肺胞上皮細胞からIL-33を産生誘導しアレルギー性気道炎症を惹起することを見出した。更に、このIL-33は自然免疫リンパ球を介してアレルギー性気道炎症を惹起する一方で、マスト細胞を介して制御性T細胞を誘導することで気道炎症を抑制する ネガティブフィードバック機構を持つ事を明らかにした。

自由記述の分野

内科学