研究課題/領域番号 |
25860861
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
忍頂寺 毅史 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (10568950)
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連携研究者 |
飯島 一誠 神戸大学, 大学院医学研究科, 教授 (00240854)
野津 寛大 神戸大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00240854)
貝藤 裕史 神戸大学, 大学院医学研究科, 助教 (00240854)
原 重雄 神戸大学, 大学院医学研究科, 講師 (00240854)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 溶血性尿毒症症候群 / 志賀毒素 / アポトーシス / サイトカイン / 尿細管培養細胞 |
研究成果の概要 |
本研究はヒト尿細管培養細胞を用いて下痢関連溶血性尿毒症症候群(D+HUS)の尿細管障害機序を解明するものである。はじめにヒト尿細管培養細胞に志賀毒素(ST,1,2)を添加しアポトーシスが生じる適切な濃度と時間を検討したところ、10*-7μg/ml、24時間で適量のアポトーシスが起こることを確認した。次にarrayPCRを用いてmRNAレベルでアポトーシス関連蛋白を解析した。一部因子の増加を認めたが、特定のアポトーシスの経路関連因子ではなかった。またサイトカイン測定も行ったものの測定範囲内で増加は見られなかった。以上より本研究系ではD+HUSの尿細管障害機序解明は限界があると考えられた。
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自由記述の分野 |
小児腎臓病学
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