研究課題
原発性免疫不全症患者および健常者において、末梢血免疫担当細胞におけるTGF-βシグナル応答を解析し、TGF-βによる免疫抑制作用や、TGF-βのシグナル下流にあるSmadシグナルが一部の原発性免疫不全症患者で低下していることを見出した。本研究によりTGF-β/Smadシグナル伝達系が原発性免疫不全症の病態形成に関与していることを示唆し、新たな免疫不全症の同定への可能性が考えられる。また、本経路を調整することにより、新たな治療方法の開発につながる可能性がある。
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Neonatology
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