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2014 年度 実施状況報告書

膜性増殖性糸球体腎炎における補体B因子の関与の解析

研究課題

研究課題/領域番号 25860873
研究機関宮崎大学

研究代表者

今村 秀明  宮崎大学, 医学部, 助教 (20433063)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード補体第二経路 / 膜性増殖性糸球体腎炎
研究実績の概要

平成25年度に補体B因子の変異型蛋白の作成に成功し、当初は機能解析に着手する予定であったが、補体B因子による膜性糸球体増殖性腎炎についての既報はなかったことから、論文報告を優先した。この際、補体第二経路の活性化を証明する必要性を指摘されたため、計画を一部変更した。補体後期経路のsoluble C5b-C9等を測定し、健常者との比較等の検討を行ったうえで、本変異により補体第二経路が持続的に活性化されていることを証明した。これらの結果を含め、論文報告を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初の研究計画とは異なる内容の研究を優先して行ったため。

今後の研究の推進方策

変異蛋白の機能解析に着手し、CFB変異(c.1099A>C)に伴う補体第二経路活性化について、詳細な機序の解明を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究計画に変更があり、当初の研究計画で予定していた蛋白の機能解析は施行していないため未使用額が生じた。

次年度使用額の使用計画

当初の研究計画どおり、補体B因子の変異蛋白の機能解析や、研究施設への旅費に充てる予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] Familial C3 glomerulonephritis associated with mutations in the gene for complement factor B.2015

    • 著者名/発表者名
      Imamura H, Konomoto T, Tanaka E, Hisano S, Yoshida Y, Fujimura Y, Miyata T, Nunoi H
    • 雑誌名

      Nephrol Dial Transplant.

      巻: 30 ページ: 862-864

    • DOI

      10.1093/ndt/gfv054

    • 査読あり / 謝辞記載あり

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公開日: 2016-06-01  

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