血漿FGF21はミトコンドリア病の臨床症状を反映できるか？

2015 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 25860891
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 小児科学
• 研究機関: 久留米大学
• 研究代表者: 八ツ賀 秀一 久留米大学, 医学部, 助教 (10454919)
• 連携研究者: 古賀 靖敏 久留米大学, 小児科, 教授 (00225400) ; 西岡 淳子 久留米大学, 小児科, 助教 (00449919) ; 佐々木 孝子 久留米大学, 小児科, 助教 (80726547) ; 牛嶋 規久美 久留米大学, 小児科, 助教 (00750829) ; 齊木 玲央 久留米大学, 小児科, 助教 (40726577) ; 喜多村 美幸 久留米大学, 小児科, 助教 (70772911)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• キーワード: ミトコンドリア病 / GDF15 / FGF21 / バイオマーカー

研究成果の概要

日本人において、血漿FGF21はミトコンドリア病のバイオマーカーになることを明らかとした。同時に、重症度スコアのJMDRS、NMDASを使用し、ミトコンドリア病の重症度とFGF21には相関性があり、FGF21はミトコンドリア病の重症度と相関することを明らかにした。
さらに、GDF15がミトコンドリア病のバイオマーカーになることを明らかにし、感度97.9％、特異度95.2％で、ミトコンドリア病のバイオマーカーの中ではもっとも有用であることを報告した（Yatsuga S, et al 2015）。

自由記述の分野

ミトコンドリア病