研究課題/領域番号 |
25860924
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研究種目 |
若手研究(B)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
村田 純子 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員研究員 (10598387)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 重症薬疹 |
研究概要 |
重症薬疹(中毒性表皮壊死症:TEN、Stevens-Johnson症候群:SJS)は眼症状などの重篤な後遺症を残すことがあり、時に致死的疾患である。これまで申請者は、早期診断が早期治療開始に結びつくと考え研究を行ってきた。最近血清中granulysinが発症早期に著増し、早期診断に有用であることを明らかにし、迅速診断キットの作製に成功した。 本研究課題において、我々が作成した迅速診断キットの臨床における有用性を検討し、さらなら改良を行う。 本研究課題において、迅速診断キットの臨床における有用性を検討するため、多施設において症例、検体を収集し、検討を行う。 さらに他のタイプの重症薬疹(薬剤過敏性症候群など)においてもgranulysin濃度および、キットの判定を行い、診断および重症度との関連性を検討する。 これまでの成果として、多施設において症例、検体を収集を行い、現在80症例集積している。他のタイプの重症薬疹(薬剤過敏性症候群など)においてもgranulysin濃度および、キットの判定を行い、薬剤過敏性症候群においても上昇する症例が多いことを見出した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
迅速診断キットの臨床における有用性を検討するため、多施設において症例、検体を収集を行い、現在80症例集積している。 他のタイプの重症薬疹(薬剤過敏性症候群など)においてもgranulysin濃度および、キットの判定を行い、薬剤過敏性症候群においても上昇する症例が多いことを見出した。
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今後の研究の推進方策 |
迅速診断キットの臨床における有用性を検討するため、多施設においてさらなる症例、検体を収集し、検討を行う。 さらに他のタイプの重症薬疹(薬剤過敏性症候群など)においてもgranulysin濃度および、キットの判定を行い、診断および重症度との関連性を検討する。
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