研究課題
若手研究(B)
担癌宿主において癌局所でのSTAT3の活性化が癌の進展に深く関与していることが多数報告されている。過去、我々はSTAT3阻害効果のあるGRIM-19タンパクとR9-PTD(タンパク細胞内導入ツール)の融合タンパクrR9-GRIM19を作成し、マウスの腫瘍株を用い、in vitro、in vivoにおいて強力な抗腫瘍効果を得ることに成功した。本研究では、ヒト型rR9-GRIM19タンパクを作成し、様々なヒト癌細胞株に対するヒト型rR9-GRIM19タンパクの抗腫瘍効果を検討した。
皮膚免疫