研究課題
若手研究(B)
本研究では認知症者の食行動の変化について検討するため、異食と意味性認知症の関連を明らかにし、さらに、異食と脳の萎縮が優位にみられる半球との関連を検討した。最後に、意味性認知症の意味記憶障害を検討することを目的とした、Food/non-food discrimination testを作成した。本研究の結果、萎縮がみられる大脳半球の優位半球により出現する食行動異常が異なることが明らかになった。また、特に視覚性の意味記憶の表象の障害が異食と関連している可能性が示唆された。
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