研究課題
若手研究(B)
近年、覚醒療法(断眠療法)の効果を増強・維持させる方法に関する知見が蓄積されつつある。今回我々は、複数回断眠に高照度光療法を併用した治療プロトコールの薬剤抵抗性うつ病における有効性を検討した。その結果、本治療プロトコールは薬剤抵抗性うつ病において持続的な抗うつ効果を発揮することが確認された。覚醒療法は特別な医療設備を必要としないことから、薬剤抵抗性うつに対する新たな治療選択肢として幅広い医療機関で利用できる可能性がある。
精神医学