研究課題
若手研究(B)
アルコール依存症モデルにおいてGABAA受容体alpha6 subunit、NKCC1の発現増加が認められ、このモデルにおいて利尿薬であるブメタニドの脳室内投与によりアルコール摂取量の有意な抑制が認められた。また、神経細胞においてアルコールによるGABAA受容体alpha6 subunitの発現増加にはcRelが関与することも見出した。これらの知見より、アルコール依存症の新たな治療薬として細胞内Cl-調節機構が標的となりうると考えられる。
精神神経薬理学