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2014 年度 研究成果報告書

カルボニルストレスに注目した統合失調症における神経発達障害のメカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25861037
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 精神神経科学
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

豊島 学  独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 基礎科学特別研究員 (90582750)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード統合失調症 / カルボニルストレス / 終末糖化産物 / iPS細胞 / 神経発達 / AGEs
研究成果の概要

本研究では、統合失調症の神経発達障害とカルボニルストレスとの関係を明らかにするため、カルボニルストレス性統合失調症患者由来のiPS細胞を用いて、神経分化効率の解析及び神経分化に影響を与えるAGEs(終末糖化産物)の同定を行った。解析の結果、患者由来のiPS細胞では、①神経細胞の発達に関わるタンパク質のAGE化が亢進していること、②ニューロスフィア(神経幹細胞の細胞塊)への分化効率が低下すること、③カルボニルストレス阻害剤(ビタミンB6)を培養液に加えることで、ニューロスフィアへの分化効率が回復することが認められた。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2016-06-03  

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