研究課題
若手研究(B)
今回の研究によって、MRIを用いて非侵襲的に頭頸部扁平上皮癌における腫瘍血流(定量値を反映させたマップ)、腫瘍細胞増殖能(間接的な半定量値を反映させたマップ)、腫瘍内の低酸素の度合い(間接的な半定量値を反映させたマップ)をそれぞれ作成した。臨床応用として、治療前、治療途中に撮像されたそれぞれのマップが最終的な治療予後を反映させるかどうかを探索した。治療前と治療途中での腫瘍増殖能の変化率が、特に治療後の予後と強く相関することが判明し、今後も臨床応用に活用することが出来る可能性が示唆された。
画像診断学