PET核種製造用サイクロトロンにおいてPET4核種(C-11、N-13、O-15、F-18)製造時のサイクロトロン室内の熱中性子束を測定した。 F-18製造中の自己遮蔽体外側における熱中性子束は4.67×10^2 /cm^2/sであった。通常の運転条件下では、F-18製造時が最も熱中性子束が高く、C-11、N-13、O-15、F-18製造時のターゲット近傍での熱中性子束はそれぞれ3.76×10^6、2.41×10^6、2.29×10^6、 3.18×10^6 /cm^2/sであった。C-11、N-13、O-15製造時の熱中性子束はF-18と比べると十分に小さいことが分かった。
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