肝臓の定位照射については、CT画像上での腫瘍同定が困難な場合が多い。320列CTによる自由呼吸下のダイナミック造影CT撮影を行うことで、治療計画に耐えうる腫瘍陰影の描出が可能となると考えられ、当院放射線診断科と共同で撮影プロトコールを作成し、20例あまりにダイナミック造影4DCTを施行した。 得られた画像について、単純CTとの比較、及び治療前診断CTとの比較を行い有用性の評価を行ない、最適な撮影パラメータに関する検討を行った。 サイバーナイフ治療では、動態追尾照射が可能である。当院サイバーナイフでの320列CTを用いた治療計画につき検討を行った。
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