研究課題
若手研究(B)
本研究は、ヒト乳癌の増殖・浸潤における時計遺伝子の発現の意義を明らかにし、日内リズムを考慮した乳癌細胞の制御を目指す。ヒト乳癌細胞株において、時計遺伝子DEC2は、低酸素下の腫瘍細胞増殖において、PI3K/Akt signaling pathwayとc-Mycの発現を介して関わっていることを明らかにした。さらに、高分化型のヒト食道癌細胞株においても、時計遺伝子DEC1が、アポトーシスを促進する因子として働いていることを明らかにした。
乳腺外科病理学