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2014 年度 研究成果報告書

実質臓器における炎症性疾患重症化機構の解明と新規治療法開発の基礎研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25861215
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

田代 良彦  順天堂大学, 医学部, 助教 (20636245)

連携研究者 服部 浩一  順天堂大学大学院, 医学研究科, 特任先任准教授 (10360116)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード急性肝炎 / 急性膵炎 / 炎症性サイトカイン / MMP9 / TNFα / 線維素溶解系 / プラスミン / 実質臓器
研究成果の概要

急性肝炎や急性膵炎など実質臓器の急性炎症重症化の病態には、炎症性サイトカインの重要性が知られており、申請者はその重症化に関わる多くの炎症性サイトカインを制御しているマトリックスメタロプロテイナーゼ群(MMP)とMMPの活性化を制御する線維素溶解系(線溶系)因子群に着目した。致死的な急性肝炎モデルマウスに対して線溶系阻害剤を投与することで生存率が有意に上昇した。その機序として、各種MMPの活性化が抑制されることで、炎症性サイトカインやケモカインの血中濃度が低下することと、それらの供給源と考えられる炎症性細胞の標的臓器への浸潤が抑制されることであることが示唆された。

自由記述の分野

消化器外科

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公開日: 2016-06-03  

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