• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 実績報告書

梗塞心筋における組織内環境の改善による自己再生能力の増強と細胞移植治療への応用

研究課題

研究課題/領域番号 25861229
研究機関山口大学

研究代表者

藏澄 宏之  山口大学, 医学部附属病院, 助教 (50645116)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード心筋再生 / メカニカルストレス / 細胞治療
研究実績の概要

前年度の研究結果をもとに、unloading心臓に対して細胞治療を行い、組織環境因子の制御(メカニカルストレスの軽減)が外因性再生に影響を及ぼすか否かを検討した。
平成26年度の研究実績としては、マウスにおけるunloading心臓に、細胞治療を行った結果、unloading心臓は、loadnig心臓に比べ、移植細胞が優位に生存していることが明らかとなった。
また、unloading心臓はloading心臓に比べ、幹細胞マーカーを発現している移植細胞が多く、メカニカルストレスの軽減されたunloding心臓は移植細胞の幹細胞性の維持に有意であることが明らかとなった。
以上の結果より、組織環境因子の制御(メカニカルストレスの軽減)は、内因性再生のみでなく、外因性再生においても、影響を及ぼすことが示唆された。

URL: 

公開日: 2016-06-01  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi