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2014 年度 研究成果報告書

血小板機能検査におけるクロピドグレル不応症の臨床的意義とその対処法

研究課題

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研究課題/領域番号 25861267
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 脳神経外科学
研究機関岐阜大学

研究代表者

榎本 由貴子  岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (20377659)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードクロピトグレル不応症 / 血小板機能検査
研究成果の概要

抗血小板薬のひとつであるクロピドグレルの不応症は、特に代謝酵素であるCYP2C19の遺伝子多型の影響が重要視されていた。しかし、我々の研究では、クロピドグレル投与24時間後の血小板機能検査上の不応症は65.2%に認めたが、これに関連する因子としては、急性期脳卒中と、体格指数のみであり、CYP2C19の遺伝性多型は不応症に何ら影響していなかった。クロピドグレルの効果発現を早める内服方法(ローディングドーズ投与後)は、通常6時間で十分な効果が発現された一方、急性期脳卒中例では48時間以降も効果が発現されず、急性期脳卒中はCYP2C19遺伝子多型を凌駕する、不応症の関連因子であることがわかった。

自由記述の分野

脳神経外科学

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公開日: 2016-06-03  

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