関節リウマチの特に手指に認められる関節の破壊を詳細に把握するための評価方法の開発として演算による画像解像度の改善を得る超解像手法をレントゲン画像に応用し、解像度の向上の得られた関節のレントゲン画像を用いてカーブフィッティング法という関節の隙間の距離を測定のばらつきを少なくする新しい手法で関節の計測を試みた。これらの一連の手法は特許出願をしている。関節の隙間の測定の精度は良好で実測する値が正確に得られたことを実験において確認した。この手法を用いることで微小な関節の破壊の変化を検出し、早期に適切なタイミングで治療介入できる可能性が期待される。
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