新たなDrug deliverly systemとして可能性を秘めている、(Carboxymethylcellulose -Phosphatidylethanolamine) CMC-PEゲルの有効性について絞扼性神経障害で検証した。シリコンチューブでラットの坐骨神経を3か月間絞扼し、チューブ除去後1、2及び3か月時点で、運動神経伝導速度検査、前脛骨筋筋湿重量、組織学的解析及び、引っ張り強度試験をおこなった。ゲル群はCONTROL群に比べ有意に神経機能の回復を示していた。また、遺伝子発現検査で、炎症性サイトカインを抑える可能性も示唆された。
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