研究課題
若手研究(B)
本課題では、大腿骨の体内時計について、時計遺伝子の発光レポーター遺伝子を導入したマウスを用いて検討した。大腿骨を採取して器官培養下に発光計測したところ、明瞭な約1日周期のリズムを観察した。発光イメージングシステムを用いた観察から、特に著名なシグナルが軟骨部に認められることが分かった。大腿骨の体内時計は、糖質コルチコイド(デキサメタゾン)やフォルスコリン、副甲状腺ホルモンで位相変位した。これらの作用は投与時刻依存的であった。
時間生物学