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2014 年度 研究成果報告書

骨・造血作動薬による骨・造血系への相互作用

研究課題

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研究課題/領域番号 25861341
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 整形外科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

宮本 佳奈  慶應義塾大学, 医学部, 研究員 (60464997)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード腫瘍 / 骨代謝 / 腫瘍医学
研究成果の概要

本研究で我々はTNFαが骨肉腫細胞株、AX細胞の腫瘍形成に必須であることを見出した。AX細胞はガン遺伝子であるc-MycをInk4a欠損マウス由来の間葉系細胞に導入し作製した細胞で、野生型マウスの腹腔内移植により約21日以内に腫瘍死をまねくモデルである。このモデルにおいて我々は、腫瘍周辺にマクロファージが浸潤し、TNFαを発現することを見出した。TNFα欠損マウスではAX細胞による腫瘍形成や腫瘍死が完全にキャンセルされた。我々はTNFαがAX細胞における骨芽細胞系分子の発現を抑制すること、この抑制はTNFα阻害剤あるいはERK阻害剤の投与によってキャンセルされることを見出した。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2016-06-03  

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