平成27年度は引き続き予定を変更し、癌切除手術を受けた患者のNK細胞活性を測定する臨床研究を行うこととなっていた。まず始めに、前立腺癌患者をプロポフォール、レミフェンタニルで麻酔を行う群、プロポフォール、レミフェンタニル、ケタミンで麻酔を行う群に振り分け、麻酔施行前、麻酔導入後、術後の3点で採血を行い、NK細胞活性を測定するプロトコールを立てた。 弘前大学大学院医学研究科倫理委員会の承認を得た後、UMIN臨床試験登録システムに登録を行い、準備をおこなった。NK細胞活性はSRL株式会社の研究室に外注でお願いすることとした。 上記、予定を組んだうえで、測定を行っているが、現在、進行が遅れており、必要なN数に達していない。本研究は、今後も継続・発展させる予定であり、臨床業務を行いつつ、データも収集することができるシステムとなってる。
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