研究課題
去年度に行った実験における各群の心臓を虚血-再灌流前に取りだし、ホモジナイズし、APC作用のメディエイターと考えられているこれらタンパクが増加しているかどうかをイムノブロッティング法にて検討した。さらに、GLP-1受容体抗体とメディエイターの抗体とを共に蛍光抗体反応させ、共焦点顕微鏡を使用しタンパクの局在を同定した。また、サンプルからmRNAを抽出し、リアルタイムPCRにて解析し、細胞内分子輸送経路モデルを確立した。これらの結果から、吸入麻酔薬投与でGLP-1により修飾を受けたタンパクが心筋保護作用を誘導することが明らかとなった。また、吸入麻酔薬投与によりGLP-1受容体が活性化し、メディエイターを介し心筋保護作用が発現していることも併せて明らかとなった。
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