研究課題
若手研究(B)
マウス脊髄虚血後遅発性対麻痺モデルを用いTLR4、TLR2、MyD88そしてTRIFに関するそれぞれが遅発性麻痺に関与しているかを遺伝子改変マウス(ノックアウトマウス)を用いて検討した。その結果、TLR2ノックアウトマウス、TRIFノックアウトマウスでは遅発性麻痺の発症を認めたが、TLR4ノックアウトマウスとMyD88ノックアウトマウスでは遅発性麻痺を発症しなかった。このことからマウス脊髄虚血後遅発性対麻痺にはTLR4とMyD88が必要であることが示唆された。
麻酔科学