研究課題
前年度は、小児患者におけるプロポフォール血中濃度測定法としての液体ガスクロマトグラフィーによる測定系を確立した。本年度は母集団薬物動態解析ソフトであるNONMEMを稼働できるようにコンピューター環境を確立し、そのための複数の採血プロトコールも策定した。しかしながら、同時期の社会的影響(東京女子医大における小児プロポフォール注入症候群死亡事件)により、本研究を遂行することは極めて困難な状況なった。よって本研究は中断せざるを得ず、本研究費は次年度より返還の方針となった。