EAATを介する中枢性排尿調節メカニズムの包括的解明

2014 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 25861421
• 研究機関: 鳥取大学
• 研究代表者: 引田 克弥 鳥取大学, 医学部, 助教 (50403407)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• キーワード: 下部尿路機能 / 膀胱内圧測定

研究実績の概要

今回の研究では下部尿路機能におけるグルタミン酸の輸送体の役割について解明することである。予備実験を施行し、髄腔内、脳室内にカテーテルを留置し、ウレタン麻酔下に膀胱内圧測定を実施した。平成26年度に各薬剤投与を施行しているが、投与量の至適濃度の検討を行ったが、各薬剤における膀胱内圧測定のデータ採取までには至らなかった。

現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

各種モデルのラットに薬剤投与を行ったが、膀胱内圧測定の十分なデータ採取に至らなかった。

今後の研究の推進方策

引き続きEAAT1-4投与を行い、膀胱内圧測定を実施する。データ採取後に免疫染色、RT-PCRを施行する。

次年度使用額が生じた理由

消耗品は前年度の物品の残があり、そちらを使用した。計画がやや遅れており、PCR、免疫染色等の経費がかからなかった。

次年度使用額の使用計画

試薬、ラットの追加購入、飼育費が必要となる。また、本年度は行えなかったが、データを採取できたら、学会発表、誌上発表の経費が必要となる見込みである。