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2014 年度 研究成果報告書

ヒト卵巣奇形腫の発生機転とその臨床応用について

研究課題

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研究課題/領域番号 25861466
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 産婦人科学
研究機関秋田大学

研究代表者

佐藤 敏治  秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70636183)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードヒト卵巣奇形腫 / 単為発生
研究成果の概要

奇形腫患者の配偶子の質の形態学的評価及びRNA定量は2年では検体が集まらず、施行できなかった。
奇形腫患者より摘出した標本は18症例30検体に達した。奇形腫候補遺伝子の網羅的解析として、CNV解析を行った。奇形腫に関連するDNA欠失や3コピー以上の増加は認められなかった。奇形腫にみられるほとんどのUPDは、奇形腫発生の過程である減数分裂時の異常の結果として生じることが示唆された。奇形腫の染色体はUPDの領域の割合により3タイプに分類された。この3タイプの違いと、奇形腫の再発リスクとの間に相関は認められなかった。しかし、腫瘍径と相関する傾向があり、腫瘍の発育速度にUPDが関与することが示唆された。

自由記述の分野

婦人科腫瘍学

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公開日: 2016-06-03  

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