研究概要 |
子宮内膜症感受性遺伝子に関する先行研究(全ゲノム関連解析:Genome-Wide Association Study)で報告されている上位SNP(Single Nucleotide Polymorphism)に関して、再現実験(Replication Study)を行った。TaqMan法を用いて、3つのSNP (rs10965235 [Chr9, position22115105], rs13271465 [Chr8, position17326782], rs16826658 [Chr1, position22485871])について、Case群537症例、Control群528症例にてSNP genotypingを行った。 rs10965235のAlleleはC/Aであり、Risk AlleleはC、Case群のRisk Allele頻度は0.847、Control群のRisk Allele頻度は0.823であった。 rs13271465のAlleleはC/Tであり、Risk AlleleはC、Case群のRisk Allele頻度は0.510、Control群のRisk Allele頻度は0.466であった。 rs16826658のAlleleはG/Tであり、Risk AlleleはG、Case群のRisk Allele頻度は0.579、Control群のRisk Allele頻度は0.550であった。 本年度は新規子宮内膜症患者群症例の集積を行った。
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