【目的】早期子宮悪性疾患に対する腹腔鏡下手術において、術中直視が可能なICG蛍光イメージング下でのSLN生検を行い、蛍光色素法と色素法のSLN検出率を比較検討【方法】早期子宮頸癌及び体癌18例を対象とし、手術開始前に子宮頸部4方向にパテントブルー色素および希釈ICGを注入し、腹腔鏡下でSLNを検出した。SLN生検を行った後は系統廓清も行った。【結果】両側のSLNの同定が可能であったのはICG法で12例(70.5%)、色素法で3例(20%)両群間に有意差が認められた(p=0.006)。【結語】ICG蛍光イメージング下での腹腔鏡下SLN生検は色素法のみでは認識困難であったリンパ節が認識できた。
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