免疫抑制剤投与下にヒトMuse細胞を移殖して実験を進めた。実際に顔面神経を露出し、main trunkを5mmの長さに渡って離断、生体に吸収される素材である75% L-lactic acid and 25% E-caprolactone ポリマーチューブを移殖して実験を行った。まずWisking amplitudeの測定から開始した。その結果、Matrigelによる神経縫合により、ゆっくりとではあるが神経が再生していることを示唆する結果が得られた。 今後、神経線維の再生(axonの数・再生範囲)を確認するために、また、組織学的にミエリン鞘の厚さを確認する予定である。
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