研究課題
若手研究(B)
本研究では、新しい内耳障害の予防戦略を構築するため、mTORC1複合体シグナルに着目した。mTORC1を抑制すると、異常ミトコンドリアを排除するなど細胞内の品質管理に貢献するオートファジーが誘導される。我々は、mTORC1の下流シグナルであるオートファジーのモニターが可能であるGFP-LC3トランスジェニックマウスの蝸牛器官培養系を用い、有毛細胞においてオートファジー活性の検出系を確立し得た。
耳鼻咽喉科学