気道上皮細胞株を用いて、respiratory syncytial virus(RSV)の感染応答機構について検討した。抗原提示機構と上皮バリア,病原体認識機構の局在分布を2013年7月に第8回国際扁桃・粘膜バリアシンポジウム(スイス)にて発表し,国際誌に報告した。鼻粘膜上皮細胞におけるToll like receptor(TLR)3作動薬処置によるmicroRNAの挙動とタイト結合分子の制御機構の検討を国際誌に掲載した。RSV感染後の喘息発症予測因子としてウイルス感染により誘導されるmicroRNAを検討した。誘導されるサイトカインが抗菌薬投与により制御される結果について現在投稿中である。
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