研究課題
若手研究(B)
カルモジュリン類似のカルシウム結合タンパクであるCaBP2の聴覚器における局在について、免疫組織化学法を用いて検討を行った。免疫組織化学法の結果より、内有毛細胞質に、CaBP2が発現することがわかる。また、外有毛細胞においては細胞質よりも、細胞膜に強い染色をみとめるが、内有毛細胞質ほどのシグナルではない。また、ピラー細胞など支持細胞も弱く染色されている。また、内有毛細胞においては細胞質は強い反応性を認めたが、外有毛細胞において、細胞膜が細胞質よりも強く染色された。
耳科学