研究課題
若手研究(B)
慢性副鼻腔炎に対して内視鏡下鼻内手術を施行した症例において、術後経過良好群、粘膜浮腫を認めた群、粘膜浮腫に対してステロイド内服を行っても鼻茸の再発を来たした(ステロイド抵抗)群について検討した。ステロイド抵抗性を認めた群において組織中の好酸球の浸潤が高度な傾向があるとともに、mRNAレベルにおいてIL-5の発現が高い傾向にあった。また、術後の副鼻腔粘膜病変の客観的の評価方法として鼻腔FeNOの測定が有用である可能性が考えられた。
鼻科学