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2013 年度 実施状況報告書

光線力学療法による角膜感染症治療の試み

研究課題

研究課題/領域番号 25861635
研究種目

若手研究(B)

研究機関愛媛大学

研究代表者

岡 奈央子  愛媛大学, 医学部附属病院, 医員 (20403818)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード角膜感染症 / アカントアメーバ / 真菌 / PDT / 光感受性物質
研究概要

今回の研究の目的は、アカントアメーバや真菌等の角膜感染症において、ドラッグデリバリーシステムによるPDTの効果を治癒率や罹患期間で評価することである。本年度の研究は、まず光感受性物質(以下PS)のメチレンブルーを用いたPDTが正常角膜にどのような影響を及ぼすかの検討を行った。ウサギの角膜に対して、PS+PDTは角膜浮腫も認めず、正常角膜に対して毒性はないと考えられた。次にウサギを用いてアカントアメーバ・真菌の角膜炎感染モデルの作成を試みたが、角膜感染モデルの完成を得られなかった。このため緑膿菌を用いてまずマウスでの角膜感染モデルを作成し、現在検討中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本年度の成果として、PS+PDTが角膜に対して毒性を認めないことが明らかになった。角膜感染動物モデルの完成は、アカントアメーバ・真菌では現在のところ未完成だが、緑膿菌を用いて実験は進められており、おおむね順調と考える。

今後の研究の推進方策

アカントアメーバ・真菌角膜炎の動物モデルの作成と、緑膿菌角膜炎におけるPS+PDT効果の検討を行う予定である。

次年度の研究費の使用計画

角膜感染症の動物(ウサギ)モデルの作成に時間を費やし、予定より計画が少し遅れているため。
動物モデルを完成し、検討を行っていく。

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公開日: 2015-05-28  

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