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2015 年度 研究成果報告書

加齢黄斑変性における能動的ネクローシスの役割

研究課題

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研究課題/領域番号 25861637
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 眼科学
研究機関九州大学

研究代表者

村上 祐介  九州大学, 大学病院, 助教 (50634995)

研究協力者 ババス デメトリオス  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード加齢黄斑変性 / 能動的ネクローシス / RIPキナーゼ
研究成果の概要

加齢黄斑変性(AMD)患者の網膜には二本鎖DNA(dsRNA)が多量に存在し、病態への関与が示唆されている。本研究ではdsRNA網膜傷害モデルを用いて、網膜色素上皮細胞死ならびに視細胞死のメカニズムを検討した。形態学的な検討から、網膜色素上皮細胞死は主にネクローシスの所見を示すこと、視細胞死はアポトーシスとネクローシスが混在していることが明らかとなった。dsRNAによる網膜傷害は、ネクローシス誘導の鍵分子であるRIPK経路の阻害によって著明に抑制された。これらの結果から、dsRNAによる網膜傷害には、RIPK依存性ネクローシスの関与が重要であることが明らかとなった。

自由記述の分野

眼科学

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公開日: 2017-05-10  

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