研究課題
若手研究(B)
氷点下非凍結保存ができる冷蔵庫をもちいて組織保存を検討した。ラット大腿動脈を採取後4℃0Vと-2℃1000Vの条件下にて保存した。透過電子顕微鏡にて血管内皮細胞の状態を確認した。3日間で4℃条件下の内皮細胞の剥離が認められた。細胞生存率を測定できるCCKを用いて3日間保存したラット大動脈の血管の生存率を評価した。-2℃1000Vの条件下のほうが有意に生存していた。3日間保存したラット血管を同系統ラットにバイパス移植を行った。-2℃1000Vの条件下での保存が良い傾向がでた。
形成外科